カフェめぐり

小田原の隠れ家カフェ「きんじろうカフェ」

小田原の隠れ家カフェ「きんじろうカフェ」

小田原の報徳二宮神社の敷地内にあるカフェ「きんじろうカフェ」に行ってきました。

「きんじろう」というと勉学をしながら薪を背負って歩く二宮金次郎像を思い浮かべる人も多いと思いますが、金次郎は通り名で本名を尊徳と言います。二宮尊徳は足柄上郡栢山村(現在の小田原市)で生まれたことから、小田原の報徳二宮神社の御祭神となっています。

きんじろうカフェはその二宮尊徳翁を知ってもらうというコンセプトのカフェで、メニューや店内のショップで買えるオリジナルグッズには二宮尊徳にちなんだものがたくさんあります。

立地

お店は小田原城址公園に隣接する報徳二宮神社の敷地内にあり、小田原駅から徒歩15分程度で行くことができます。神社の参拝や小田原城址公園で遊んだついでにふらっと訪れたくなる場所です。

雰囲気

客席は全て半屋外になっており、神社にある豊かな心地よい緑や風を感じながら食事を楽しむことができます。写真に写っている木々は窓越しのようで、実はガラスはありません。とても開放的で、夏場も涼しく過ごせそうです。冬場は暖房器具が設置されますが、ちょっと寒いかも。

メニュー

ドリップコーヒーやカプチーノなどのカフェメニューをはじめ、金次郎が食べていた大豆をすりつぶした煮物「呉汁」を含んだお食事メニューもあります。呉汁の味は報徳会館日本料理部の長山料理長官州都のこと。

今回注文したのはジンジャーカプチーノときんじろうソフト。

ジンジャーカプチーノにはココアパウダーによる絵柄が付いていました(通常のカプチーノと開運キャラメルカプチーノというメニューもあり、それぞれ違った絵柄がついています)。
ジンジャーカプチーノは初めてでしたが、ほんのり生姜の香りがして、想像していたよりずっとコーヒーに合っていました。

ソフトクリームは二宮尊徳とゆかりの深い北海道赤井川村の山中牧場直送の牛乳で作られたそうです。こだわりを感じます。

歴史を感じられる緑の気持ちの良いカフェ

きんじろうカフェは、二宮尊徳翁の歩んだ歴史と心地よい緑が味わえる素敵なカフェでした。

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Tombo

私学の教員。保育士の妻と二人暮らし。趣味はカメラとコーヒー、夫婦でカフェ巡り。築35年のマンションをフルリノベーションして引っ越した際の気づきや、日々の暮らしについて発信しています。試行錯誤の日々ですが、みなさんが暮らしを楽しむためのヒントになれば嬉しいです。

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