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【初心者】三浦半島を歩いて横断!三浦アルプス縦走ハイキング体験記
ゴーデンウィークの初めに、夫婦で神奈川県の三浦アルプスを縦走するハイキングに挑戦しました。JR田浦駅を出発し、田浦梅の里、乳頭山、観音塚、仙元山、葉山教会の横を経由して逗子駅方面に下山し、最終的には三浦半島を歩いて横断するという充実したハイキングコースです。
三浦半島の自然を満喫しながら、心地よい(いやかなりの)疲労感とともに美しい自然を楽しんだ一日を振り返ります。これから三浦アルプス、に挑戦したい方の参考になれば幸いです。
三浦アルプス縦走ハイキング コース概要
出発地:JR田浦駅
経由地:田浦梅の里、跨道橋、乳頭山山頂、茅塚、大桜、観音塚、仙元山山頂
下山地:元町バス停。バスに乗車し京急逗子・葉山駅へ。
歩行距離:約10km
歩行時間:約6時間
田浦梅の里でスタート
JR田浦駅を出発し、まず向かったのは田浦梅の里。駅から歩いて30分ほどで到着。最後急な階段があったものの、軽く汗をかく程度で到着。梅のシーズンではありませんでしたが、この4月末のこの日はツツジが美しく、広々とした里山の景色と遠くに広がる東京湾のパノラマを展望台から満喫できました。
そして里を奥に進み、三浦アルプスハイキングコースへ。
乳頭山へのチャレンジ
次に目指すは乳頭山。標高202メートルの低山ですが、取り付けられたロープを使う急な登りもあり、しっかり登山を味わえます。三浦半島の自然を味わいながら山頂へ。見晴らしはそこそこですが、木の合間から田浦港や房総半島を望みつつ、木陰で休憩。
観音塚
乳頭山から茅塚、大桜のポイントを通過し、観音塚へ。千手観音と馬頭観音の並んで建っているのが目印。途中、いくつか分岐があり、やや看板がわかりにくかったので注意が必要でした・・・。無事観音塚に辿り着けてよかった。
ここで小休止。とはいえ、周囲は木々に囲まれ眺望が良いわけではなく、トイレもないので、休憩はほどほどに仙元山に向けて出発します。
親切だけど情報が多くてやや分かりにくい看板。
他にも乳頭山・矢落山、観音塚・カンノン塚・馬頭観音など、同じ場所でも違う名称で地図や看板に記載があったので、注意が必要でした。
どんぐり並木
仙元山へ向かう途中、どんぐり並木と言われるマテバシイの木のトンネルのようなスポットでやや長めの休憩を取りました。独特の雰囲気があり、人気スポットだというのも頷けます。ここだけでもまた来たい。
仙元山の山頂で絶景を満喫
出発から5時間以上、ようやく仙元山の山頂へ。この日は曇りでしたが、三浦半島の海岸線、森戸の街並みに相模湾や江ノ島を望むことができ、絶景でした。ベンチやトイレもあり、ゆっくり休んで下山に備えました。なぜか備え付けられていたブランコでもちゃっかり遊びました。
葉山教会を通過して下山
仙元山山頂から下山を始めてほどなく葉山教会にたどり着きます。趣のある会堂を眺めつつ、舗装された道をさらに10分ほど下ると京急バスの元町バス停に到着。これにて今回のハイキングは終わりです。夕方のやや混み合ったバスに乗車しました。
京急バスで逗子・葉山駅へ
元町バス停からバスに揺られ15分ほどで逗子・葉山駅のバス停で下車。バスはJR逗子駅まで行く、JRを利用する方はそのまま乗車するのが良いと思います。
まとめ
三浦アルプス縦走ハイキングコースは、大自然を満喫しながら自分のペースで歩ける素晴らしいコースでした。登山初心者の私たちでも心地よい疲労感とともに、また次の冒険を計画したくなるような充実した一日を過ごせました。
ただ、低山とはいえ三浦アルプスの縦走はたくさんのアップダウンがあり、岩場やロープを使う場所もあります。また、分岐が入り組んでいたり、同じ場所でも表記が違っていたりと看板が少し分かりにくい場所もありました。しっかりと準備を整えて、もぜひ皆さんも三浦アルプスの魅力を体験してみてください。